
人気YouTuber・水溜りボンドのトミーさんが、近年相次ぐ炎上騒動で注目を集めています。
なかでも、無人島生活企画での不謹慎な行動や、大人数でのパーティー騒動が大きな話題となりました。
ファンの信頼を失うきっかけになったこの2つの出来事には、共通して“軽率な行動”が見え隠れしています。
彼がなぜ批判を受けることになったのか、具体的な経緯とともに、問題視された理由を詳しく見ていきましょう。
トミーが直面した炎上事件とその要因

緊急事態宣言中に開かれた31人の誕生日パーティ
問題になったのが、2021年6月に起きた「31人宴会事件」です。
これは、トミーさんが経営する恵比寿の飲食店「カゲロウ」で開かれた誕生日パーティのことですね。
当時は緊急事態宣言の真っ只中で、外食や大人数の会食は避けるように言われていました。
それなのに、YouTuber仲間を中心に31人もの人が集まっていたという事実に、驚きを隠せませんでした。SNSでは「無責任」「一般人の気持ちが分かってない」といった声が広がり、一気に炎上してしまいました。
特に問題視されたのは、影響力があるYouTuberがこのタイミングでこういう行動を取ったことです。
ファンからも「信頼できない」と離れていく人が増えて、一部では「もう終わった人」なんて厳しい意見も出ていました。
スラム街発言が地域差別と受け取られた理由
さらに物議をかもしたのが、大阪の西成区についての発言でした。
トミーさんがこの地域を「スラム街」と表現したんですが、それがかなり批判されました。
僕も動画を見ましたけど、軽いノリで言ってしまったように感じました。
でも、その言葉が地域に住む人たちをどれだけ傷つけるかって、考えてなかったんだと思います。
西成区には独特の雰囲気があるのは事実ですが、住んでる人たちにとっては大切な地元です。
そこを「スラム」と呼ぶのは、偏見を助長する行動と受け取られても仕方ないと思います。
こういう一言の重みって、動画配信者としては本当に大事なんですよね。影響力が大きいからこそ、軽い気持ちでの発言が大きな問題になるという例でした。
コラボ動画での不用意な行動に批判の声
水溜りボンドの人気企画に、私は正直わくわくしていました。
2021年に投稿された無人島生活の動画は、アバンティーズさんとのコラボ回です。
二日目からはコムドットのやまとさんとひゅうがさんも参加しました。

問題となったのは、その二日目の出来事です。
トミーさんが海に入り、足がつかない様子を見せて溺れているフリをしたんです。
周囲は冗談だと分かっていた雰囲気でしたが、やまとさんがすぐに助けに向かいました。
ところが近くまで来たところで、トミーさんは「あ、大丈夫だった」と立ち上がりました。
それを見たメンバーたちも「よかった」と声をかけてはいたんですが、空気はやや微妙でした。
この行動が炎上のきっかけになってしまいます。
実は一緒にコラボしていたアバンティーズさんは、2019年にメンバーのエイジさんを水難事故で亡くしているんです。
しかもその事故は撮影中ではなく、旅行中の出来事だったと聞いています。
突然のことで、メンバーにとっては本当に大きな喪失だったはずです。
そんな背景がある中での溺れるフリは、配慮に欠けていたと思わざるを得ません。
視聴者からも「不謹慎すぎる」といったコメントが多数寄せられました。
問題となったシーンは動画から削除され、概要欄には謝罪の文章が追記されています。
4月10日に、この動画の不適切なシーンをカットして、概要欄に上記のお詫びと説明を書かせて頂きました。 ただ、この説明とお詫びでは、伝わらないことも多く、事実がどうだったのかもわかりにくいために、より心配をかけてしまうことになってしまいました。 どんな状況にあったとしても溺れるふりというのは、とるべき行動ではないし、動画でお見せするべきシーンではありませんでした。
不快に感じられた方々、悲しく感じられた方々へ重ねてお詫びいたします。 また、アバンティーズのメンバーや彼らを応援、サポートしてくださってる皆様にも本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。 そして一部の記事を見て、たくさんの心配のメッセージを送ってくださった視聴者の皆さん、ご心配をおかけして申し訳ありません。 書かれている事が全てではないと、理解してくださっている方もたくさんいるんだと救われました。
これまでも、僕たちの行動が視聴者の皆さんの期待とちがった方向になってしまった時に、僕たちの考えや気持ちを、ことばで伝えることができていなかったと改めて反省しました。 不適切なシーンに、ご指摘を受けるまで気付けなかったことも、僕たちは心から反省しなければなりません。 さまざまな視点から、動画を見る方たちがいやな気持ちになることがないように、気を引き締めて動画と向き合っていきたいです。 改めまして申し訳ありませんでした。そして、今後ともよろしくお願いいたします。
ただ、その場のノリで済ませるにはあまりにもデリケートな内容でした。
私もYouTubeを見る立場として、笑いの中にも思いやりは必要だと改めて感じました。
炎上がもたらした影響と活動休止の決断

信頼の喪失とファンの離反
水溜りボンドのトミーさんは、過去にいくつかの騒動を起こしています。
中でも印象的だったのが、無人島ロケでの溺れるふりや、コロナ禍に開いた大人数の誕生日パーティです。
私もあの動画を見たとき、思わず「これはまずいな…」と感じました。
特に、緊急事態宣言中に31人もの仲間が集まっていたことは、当時の世間の空気を考えるとかなり問題だったと思います。
この一連の行動で、多くの視聴者から「配慮が足りない」と厳しい声が上がり、ファンが次々と離れていきました。
コメント欄にも「もう応援できない」「幻滅した」といった言葉が並び、かつて400万人以上いた登録者数にも陰りが見え始めました。
再生数も落ち込んでいき、以前のような明るく前向きなイメージが、徐々に薄れていった印象があります。
私自身も、少し距離を置くようになった時期がありました。
苦渋の決断となった活動休止
トミーさんは、こうした批判が収まらない中で、活動休止という大きな決断を下しました。
この判断には、相当な葛藤があったんじゃないかと思います。
これまで彼は、企画力や編集のうまさで評価されてきました。
水溜りボンドといえば、誰でも安心して見られる健全なコンテンツというイメージでしたよね。
でも、炎上が続く中で、そのブランドイメージすら揺らいでしまったわけです。
特に、31人での宴会事件は社会的にもインパクトが大きく、謝罪だけでは済まない状況になっていたと感じます。
私自身も、「これは活動を止めないと、かえって逆効果かもしれないな」と思いました。
なので、休止は苦渋の選択だったと思いますが、妥当な判断だったように思います。
飲食店の閉店とその影響
炎上の影響は、YouTube活動だけではありませんでした。
トミーさんが経営していた「カゲロウ恵比寿」という飲食店も、その後に閉店することになりました。
このお店は、彼の知名度を活かして展開していたようですが、問題となった宴会の現場がここだったこともあり、信頼を大きく失いました。
その結果、営業を続けることが難しくなり、やむなく閉店という流れになったようです。
もちろん、閉店の理由がそれだけとは断定できませんが、タイミング的に炎上との関連性は高いと考えられます。
信頼の失墜は、YouTuberとしてだけでなく、経営者としても大きなダメージだったと思います。
水溜りボンドとは?その成功と人気の軌跡

私は、彼らの動画を初めて見たときから惹かれました。
水溜りボンドは2015年に活動を始め、すぐに話題に。
日常をテーマにしながらも、飽きない工夫が満載です。
たとえば、実験やドッキリ、寸劇まで幅広い企画があります。
毎日投稿を続けたことも大きな強みになりました。
視聴者と距離が近く感じるのは、そうした努力の結果です。
トミーとカンタ、抜群のコンビ力
メンバーはトミーこと冨永知義さんと、カンタさん。
トミーさんのキレのあるツッコミはテンポが良くて印象的です。
一方、カンタさんはちょっと天然で自由な発想が魅力。
私は、この2人の掛け合いに何度も笑わされました。
素の部分も見せてくれるので、親近感が湧きますよね。
仲の良さや信頼関係が、画面越しでも伝わってきます。
登録者400万人の裏にある地道な努力
2023年にはチャンネル登録者が400万人を突破しました。
でも、そこに至るまでは地道な積み重ねがあったと思います。
毎日投稿を数年続けたことは、本当にすごいことです。
ネタ切れしそうな中でも質を落とさず投稿していました。
視聴者が安心して見られる動画って、簡単に作れません。
どんなときも視聴者を優先していた姿勢が印象的でした。
その積み重ねが、今の人気に繋がっていると感じます。
トミーのプロフィール
- 本名:富永 知義(とみなが ともよし)
- 活動名:トミー
- 生年月日:1993年7月26日
- 年齢:31歳(2025年現在)
- 出身地:千葉県
- 学歴:青山学院大学卒業
- 身長:約172cm
- 血液型:A型
- 所属:UUUM(ウーム)※2022年に退所との情報もあり
- 趣味:映画鑑賞、お酒、食べ歩き
- 特徴:企画力と編集力に定評があり、水溜りボンドではツッコミ役を担当
トミーの経歴
- 2014年
└ 青山学院大学在学中に、カンタと「水溜りボンド」を結成 - 2015年
└ YouTubeチャンネル開設。毎日投稿を開始し、一躍人気チャンネルへ - 2016年〜2020年
└ 実験・検証・ドッキリ企画などで中高生を中心に絶大な人気を獲得
└ チャンネル登録者数が400万人を突破 - 2019年
└ 自身がプロデュースしたカフェ「カゲロウ恵比寿」をオープン - 2020年
└ UUUMのトップYouTuberとして多方面で活動
└ コンビでテレビやラジオにも出演し、活動の幅を広げる - 2021年
└ 無人島動画の不謹慎演出や緊急事態宣言中の宴会騒動で炎上
└ 信頼を失い、世間からの厳しい批判を受ける - 2022年
└ 一時的に活動を休止
└ 経営していた飲食店「カゲロウ恵比寿」が閉店 - 2023年
└ 活動を徐々に再開。動画投稿は不定期に
└ 新たな活動方針で信頼回復を目指す - 2024年〜
└ 個人活動と水溜りボンドとしての動画制作を並行
└ 炎上を教訓に、より慎重で誠実なスタンスをとるように
まとめ

近年の炎上騒動で、水溜りボンドのトミーさんが注目を集めています。
特に、緊急事態宣言下の大人数パーティーや、無人島企画での不用意な行動は、多くのファンの心を傷つけました。私もあの時の状況を考えると、「なぜ?」という気持ちでいっぱいです。
影響力のあるYouTuberだからこそ、一言や行動の重みを再認識してほしいと強く願います。
ファンとして、彼の真摯な反省とこれからの活動に期待せずにはいられませんね。